活法(整体・気功術)について

関口流柔術 富田派 誠武館は活法として、「南龍整体術」という整体術と、「南龍気功術」という気功術を伝承しています。
日本古来より柔術の道場は昼間は治療院となり、師範が流派の裏技である活法である「整体」で治療をして生計を立て、地域の住民は治療を受けに通っていました。
そして一門の高弟達は治療の助手を務め師範から治療技術を学び継承して行ったのです。

こうして密かに活法、整体は外部に漏れることなく流派の秘伝を守り、後世に伝えていったのです。そして夜は柔術を習います。
柔術は関節の逆を取ったり、頚椎、肩関節、骨盤等関節を脱臼させたり、上腕骨等を折ったり砕いたり、眼、金的等を潰す稽古をするため、どうしても怪我をしてしまいます。

師範となれば稽古中に起きた、脱臼、亜脱臼、失神を治療出来なければなりません。
すぐに応急処置をしないと身体に障害が残るからです。
柔術の師範はこれらの治療が出来ます。
こういったことから古武道整体術には必ず表技、母体となる古流柔術の流派があるのです。

南龍整体術・気功術の詳細を知りたい方は、当該整体術を中心としたホームページ「あだち気功整体院」をご参照ください。